監理団体の外部監査人業務ですが、どのような業務を行う必要があるのでしょうか?
ポイントは数点ありますが大事なポイントについて、外部監査人は、監理団体を監査する事が目的で、受入機関を監査する事は、業務範囲の主たる目的にはなっていません。
あくまでも受入機関の法令遵守は、監理団体の毎月の訪問、監査を通じて確認が行われ、その受入機関を監査する監理団体の規律を保つ事がここでの目的となります。
例えば、監理団体について、法令通達に則した頻度、内容について、訪問、監査がなされているか、さらに加えれば、最近の外国人技能実習機構の検査時指摘事項を盛り込んだチェックがなされているか、最近だと技能実習計画と実際行なっている業務が合致していない事がニュース等で報道されており、当該事項は重点テーマ監査事項になると考えます。イメージとすれば、企業の内部監査部門についての業務処理状況の確認、内部監査態勢の確立、実効性の向上のためのアドバイスと考えます。
技能実習生受入のための監理団体の立ち上げについて、ご相談は多いですが、技能実習生関連業務は、法令が厳しくなる中で、立ち上げ後が非常に重要です。
当職は、監理団体許可取得、外部監査人経験もあるため、お困りの点があればお気軽にご連絡頂ければ助かります。